バッテリーの膨張の危険性 石川県かほく市のスマホ修理店
本日のご依頼
本日ご依頼いただきましたのは、iPhone8のバッテリー交換となります。
今回のこちらの端末では、バッテリーがパンパンに膨張してしまっており大変危険な状態となってしまっておりました。
また、バッテリーの膨張により電源が入らなくもなってしまっているとの事でしたが、バッテリーが膨張してしまうと端末全体に負荷がかかってしまい場合によっては基板側についているバッテリーのコネクターが破損してしまう事によって電源が入らなくなってしまう事もあるため、膨張してしまっている際などは、電源を入れたり充電器をさしたりしないようにしましょう。
さて、今回のこちらの端末ですが、画像ではわかりにくいものの、本来画面は強力なテープとツメ、そしてネジによって固定されておりますが、見てわかるように上部部分が完全に外れてしまっております。
正しい取り方をしないと画面割れや液晶漏れとなってしまいます。
今回の場合ですと、バッテリー膨張による影響で画面の固定金具が一部損傷してしまっておりました。しかしながら、当店にて補修可能な範囲であったため無償でのご対応をさせていただきました。
今回の修理にかかったお時間はバッテリー交換と調節を合わせて合計45分となりました。
通常のバッテリー交換が15～20分と考える長く感じられてしまわれますが、普通のバッテリー交換とは異なる状態のためしっかりとお客様にもご説明をさせていただいております。
バッテリーの交換後は正常に稼働しており充電も問題なくできております。
画面の方も動作に問題がないため、これでまた安心してご利用いただくことが可能となります！
バッテリー膨張の危険性
今やスマートフォンだけでなく、自転車、電動スクーター、ノートパソコン、および一般的な電子機器に幅広く使用されるリチウムイオンバッテリーが、内部で蓄積された気体や熱のために膨張する現象です。バッテリー膨張は、以下のような危険性を持つことがあります。
デバイスの損傷: バッテリーが膨張すると、デバイスのハウジングや筐体に圧力をかけ、割れや変形を引き起こす可能性があります。これにより、デバイス自体が損傷し、正常に機能しなくなることがあります。スマホの場合、画面破損など
電子機器の故障: バッテリー膨張が進行すると、バッテリーコネクターや回路に圧力がかかり、これらの部品が損傷する可能性があります。そのため結果的にデバイスが故障する可能性が高まります。
火災や爆発の危険: リチウムイオンバッテリーは化学的に不安定で、過充電や過放電、物理的な損傷に対して非常に敏感です。バッテリー膨張が進行すると、内部で発生する熱や圧力が増大し、バッテリーが発火または爆発する危険性が高まります。
健康への危険: バッテリー膨張が進行すると、デバイスが破損し、内部の有害物質が外部に漏れ出す可能性があります。これらの有害物質は皮膚刺激や呼吸器への影響を引き起こす可能性があり、安全に処理される必要があります。
バッテリー膨張を防ぐためには、適切な充電および使用方法を守ることが重要です。また、バッテリーの寿命が近い場合は、適切にリサイクルまたは廃棄処分する必要があります。バッテリーの膨張や異常な発熱などに気付いた場合は、是非当店スマートクールかほく店にご相談くださいませ。
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