~本日の修理内容~
石川県かほく市内日角より、iPhone12バッテリー交換のご依頼でした。
本日のお客様は、iPhoneの充電の減りが早く朝100%充電が溜まっていても、
1日充電が持たないとのことで当店にお越しくださいました。
iPhoneに使用されているバッテリーは「リチウムイオンバッテリー」という
バッテリーなのですがこのバッテリーは従来のバッテリーとは違い繰り
返し充電が出来て、バッテリーのエネルギー密度が高いものとなっています。
しかし、バッテリーは消耗品ですので使用をしているとバッテリーが劣化してしまいます。
お使いのiPhoneのバッテリー劣化具合はiPhoneの設定からご確認していただくことが可能です。
「iPhone本体の設定」→
「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」からご確認した頂くことができます。
そこに表示される「バッテリーの最大容量」というものがバッテリーの劣化を
表してくれるものなのですが、
最大容量のパーセンテージが80%以下になっているiPhoneは、
バッテリーが著しく劣化していると言われています。
バッテリーが劣化すると?!
iPhoneのバッテリーが劣化している状態で使用をしているとさまざまな症状が出てしまいます。
どのような症状が出てしまうのか少しご紹介いたします。
・バッテリーの消費が早くなった
まずは、本日のお客様のようにバッテリーの持ちが悪くなってしまったり、
バッテリーの消費が早くなってしまうという症状です。
バッテリー最大容量が80%になっていると、充電表記が100%でも実際に充電
されているのは80%しか充電がされていないという事になります。
そのため、バッテリーの持ちが悪くなってしまったり、消費が早くなってしまいます。
・突然電源が落ちる
また、バッテリーの持ちが悪くなってしまったことにより、
突然電源が落ちてしまう事があります。
そして、バッテリーの劣化以外にも周囲の温度が高すぎる
・低すぎるなどが原因で突然シャットダウンが起こってしまう事があります。
リチウムイオンバッテリーとは?!
リチウムイオンバッテリーの特徴について、少しご紹介いたします。
リチウムイオンバッテリーは初めにもご説明したようにエネルギー密度が高く、
小型で軽量なことが特徴の一つです。このリチウムイオンバッテリーは
「二次電池」と呼ばれるタイプのものです。
二次電池というものは、繰り返して充電をして使用が出来る電池です。
一次電池は化学反応が終了すると電力の供給がなくなってしまうのですが、
二次電池の場合は逆反応が可能でこれによって繰り返し充電が出来るのです。
また、二次電池は繰り返して充電が可能ですのでゴミの
処分に手間がかからないほか、環境にも優しいという特徴があります。
しかし、充電の残量がなくなってしまうと充電が必要であり、すぐには充電が溜まらず
使用が出来ないということと、専用の充電器が必要といったデメリットがあります。